家づくりを検討している方なら一度は聞いたことがある「長期優良住宅」
実はこの認定住宅、税金・ローン・住宅性能の面で多くのメリットがあります！
の記事では、長期優良住宅のメリットを解説します。
目次
長期優良住宅ってどんな住宅？
「長期優良住宅」とは、国の基準を満たした長く安心して住み続けられる住宅のこと。
耐震性、省エネ性、劣化対策などの性能がしっかりしていると認定されます。
長期優良住宅の主なメリット
1.税制優遇がたくさん受けられる
長期優良住宅を取得すると、以下のような税金の軽減措置があります。
- 住宅ローン控除の上限アップ（条件あり）
- 不動産取得税の控除額増加（1,300万円控除）
- 登録免許税の軽減
- 固定資産税の減税期間が延長（戸建ての場合：3年 → 5年）
これだけで数十万円〜の差が出ることも！
2.フラット35の金利優遇が使える
住宅ローンの「フラット35S（優良住宅仕様）」を利用すれば、一定期間金利が引き下げられる優遇措置も。
長期固定金利で安定した返済をしたい人におすすめ。
3.高性能な住宅で快適＆省エネ
認定を受けるには、以下のような住宅性能が必要です
- 耐震性：等級2以上
- 断熱・省エネ性能
- 劣化対策で3世代住める耐久性
- 維持管理のしやすさ（配管などの点検が簡単）
- 可変性（将来の間取り変更がしやすい）
将来的な修繕・リフォームコストも抑えられるから、長く暮らすにはぴったり！
4. 地震保険が安くなることも
耐震等級が高いため、地震保険料の割引（最大50%）が受けられるケースも。
毎年の保険料にも差がつきます。
5. 資産価値が下がりにくい
長期優良住宅は、中古市場でも高く評価されやすいです。
- 売却時のアピールポイントになる
- 賃貸に出す際も安心材料になる
長期優良住宅の注意点
もちろんメリットばかりではありません。以下のような点には注意が必要です：
- 申請や認定のための手間と費用がかかる
- 設計士による書類作成や確認申請など
- 性能基準を満たすため、建築コストがやや割高になることも
- ただし、そのぶん光熱費や修繕費で差が出る可能性あり
子育て世代が家を買うなら長期優良住宅は必須
子育て世代の方が家を買うなら長期優良住宅は必須ではないかなと思っています。
長期優良住宅の取得は業界的にそこまで難しいことではないらしく、手頃な価格帯で販売されている建売住宅でも長期優良住宅の家は多いです。
これから何十年と住む予定で買う家であれば、長期優良住宅は必須だと思っています。
ぜひ参考にしてみてください。